■「春の歌声カフェ」開催!yu_yuと一緒に歌おう!
高屋町高美が丘で、季節ごとに、音楽ライブを行っているバンドグループがあります。「yu_yu(ゆーゆ)」です。メンバーは、Vo.ゆかりさん、Ba.溝下さん、Dr.木村さん、Key.みささん。高屋音楽フェスタで顔を合わせていた人が、なんと、ご近所さんだと判明。すぐに、「一緒にやろう」ということになり、2020年6月に結成されました。
yu_yuを引っ張っているのは みささん。ライブの企画、チラシ作りまで何でも行う多才な方です。情報収集力も素晴らしく、yu_yuが参加できそうなことを見つけると、他のメンバーに即提案。しかも、メンバーはみんな、とても前向き。大抵のことは、「やろう、やろう」となるようです。昨年は、黒瀬せせらぎホールで行われた「BIG WAVE」にも出演するなど、活動範囲を広げています。
こんな感じで始まったのが年4回の単独ライブです。みささんの「高美が丘で地域の人に楽しんでもらえるライブがしたい」という言葉で、「やろう、やろう」となりました。
メンバーの木村さんは、昨年の夏、yu_yuに加入しました。理由は「面白そうだったから」。ところが、入ってみると、yu_yuでの活動はとても大変!「曲数が多いいんよね」とおっしゃいます。通常の音楽イベントでは1つのグループの持ち時間は30分程度。一方で、yu_yuの単独ライブは、1時間半~2時間です。当然、演奏する曲数も3倍。今回の「春の歌声カフェ」では16曲を演奏します。
ということで、現在、練習の真っ最中。木村宅の一室が、メンバーと楽器で、足の踏み場もなくなるほど機材を持ち込んで、全16曲の音を合わせます。
春の曲と朝ドラ主題歌から集めたという選曲は、口ずさめるものばかり。穏やかな曲が多いですが、『ブギウギ』の主題歌は目が覚めるような演奏でした。
練習がそんなに大変なのに、続ける理由を質問してみると、
・地域の人に楽しんでもらいたい
・練習はたいぎいけど、やめようと思ったことはない
・大人になると真剣に取り組むこともなくなるから
・大人の部活みたいなもの
・壮大なる暇つぶし
いろんな意見がでましたが、
溝下さんが発した「yu_yuの演奏はだんだん良くなってるよね」という言葉が印象に残りました。
メンバー全員がyu_yuの演奏に可能性を感じ、もっといい音を奏でるために心を1つにしている。そういうことかと理解できました。
さて、過酷な練習を経て、現在の曲の完成度は、まだぼんやり。これを本番でバシっと決めてくれるのは、実はお客さんです。「舞台に立ったあの感覚は最高よね」という ゆかりさんを筆頭に、yu_yuのメンバーは本番に強い人ばかり。お客さんが多いほど力を発揮できるんです。
「春の歌声カフェ」は3月17日(日)午後1時から「東広島アカデミー」で行われます。お時間がある方は、ぜひ、お越しください。できれば、周りの方とご一緒に。
住所は高屋高美が丘4丁目7-1です。場所がわからない時は、ナビを使ってくださいね。