■フラダンス教室 Aloha Hiro hula
東広島芸術文化ホールくららではフラダンス教室が行われています。そのうちの一つ、「Aloha Hilo hula」のお子さんを対象とした教室に12月21日(水)に参加させていただきました。練習は水曜日、午後5時40分頃から始まります。この日はクリスマス会を兼ねていて、サンタの帽子やトナカイのカチューシャなど、それぞれクリスマスコスチュームを身に着けて参加されていました。日頃は見ないお友達の姿に、子供たちは練習前からおおはしゃぎ。練習には子供たちだけでなくお母さんも一緒に参加されていて、お母さんたちもかわいい姿に変身して楽しまれていました。
この教室で指導されているのは 坂本 宏美 先生です。東京でフラダンスを学び、東広島に住むようになったのをきっかけに教室を開かれたのだそうです。この日の練習でクリスマスコスチュームも素敵だったのですが、それ以上に目を引くのがフラダンス用のスカート「パウスカート」です。「Aloha Hilo hula」のパウスカートは“黄色”と“えんじ色”の2色。大人が“えんじ”で子供たちは“黄色”です。これらの色はハワイ島の花「レフア」の色に由来すると教えていただきました。フラダンスはハワイの伝統的なダンスで、日本の舞踊のように、色々な流派があります。「Aloha Hilo hula」ハワイ島コナのダンスを継承しているということで、パウスカートの色をハワイ島の花の色にしたのだそうです。
フラダンスには、神様にささげるものや言葉で表現できない気持ちを表現するものなどがあります。ダンスを踊る際には、その曲やダンスで何を表現しようとしているのかをしっかり理解することが大切なのだとか。子供たちを対象とした教室でも、みんなが先生の周りで輪になって座り、「1番の「へレレ」は鳥という意味。鳥が空へ飛んで行くのを表現してるんだね。2番は「ケカニ」、これは音という意味。この曲では鳥の鳴き声のことよ。」優しい声で伝えられていました。
ダンスの練習が始まると、ハワイ語の連続です。「カオーカホロ」、「アミ」、「カホローホロホロ」と聞こえてきます。これらはすべて、ダンスのステップの名前だそうです。いろいろなステップが組み合わせられて、あのゆったりとした動きが作り出されているようです。
この日子供たちの一番の楽しみは、練習後に予定されていたプレゼント交換です。練習にも気合が入っていたようで、お母さんたちから「今日は、言うことをよく聞いてるね」と声が上がっていました。その分、プレゼントをもらってからは、みんなプレゼントに夢中になっていました。アットホームな雰囲気でお子さんといっしょにお母さんたちも踊られていて、とても楽しそうな教室でした。
「Aloha Hilo hula」では大人の教室も行われています。場所はいずれも、くららです。
子供の教室 水曜日 17:40~18:30
大人の教室 月曜日 10:30~11:30
水曜日 20:00~21:00
お問合せ 坂本先生 090-7899-5026