■暮らしに役立つペン・筆ペン教室

 「きれいな字が書けたらなぁ」と思っている方は東広島市にもたくさんいらっしゃるのではないかと思います。東広島芸術文化ホールくららではたくさんのペン習字の教室が開催されています。

「大人のペン習字」火曜日 第2・第4 18:00~20:00 

「楽しく学ぶペン・筆ペンサークル」水曜日 第2・第4 9:30~11:30

「大人のペン習字」木曜日 第2・第4 18:00~20:00

「暮らしに役立つペン・筆ペン教室」土曜日 第2・第4 13:00~17:00

 それとは別に、毎週火曜日 10:00~12:00にも教室が行われています。

 これだけあると、都合に合わせて教室を選べますよね。

 教室を支えてくださっているのは、広島ペン習字教育協会に所属する指導者の方です。文化連盟にも所属されていて、作品展など発表の機会も充実しています。

 今回は6月24日(土)に難波先生の「暮らしに役立つペン・筆ペン教室」を見学させていただきました。

 くららの204教室で行われていて、教室の開催時間は13:00~17:00ですが、13:00~と15:00~に分かれています。15:00~の教室には4人の方がいらっしゃいました。

 教室ではお手本を見ながら文字を書いていきますが、検定試験などを受験して級や段などを取りながら上達を目指す方、自分のペースで学びたい方など、目的によって教材が変わります。

 お手本には文字が美しく見えるバランス、描き方などが紹介されていて、それに沿って文字を書いていきます。きれいな文字を書くためには、もちろん書いて練習することが大切ですが、きれいに見える文字の形を意識することも大切なのだそうです。例えば、草冠は短くするのが美しく書くポイント。長く書く癖を持っている人は、それだけで草冠の文字のバランスが崩れてしまいます。そのようなポイントがそれぞれの文字にあって、それを覚えて意識するだけで、劇的にきれいな文字が描けるようになることがあるそうです。

 生徒の皆さんは教室に来ると早速、それぞれの課題に取り組み始めます。呼吸を整えて文字と向き合う時間。ばたばたと忙しい毎日を送る中で貴重なときを過ごされているのだと感じました。

 ある生徒の方は、先生の作品を見たのが入会のきっかけだったとお話くださいました。「ペン習字はただ文字をきれいに書くための教室かと思っていましたが、先生の作品を見て、ペン習字を学ぶことで人の心を打つ作品がつくれると感じて入会したんですよ」と。

 難波先生の教室は、くららの他に、高屋西地域センター、川上地域センター、チューピーカルチャー教室(ショージ寺家駅前店)、東広島市人権センターでも開催されています。

 子ども教室も、くららで毎週火、木、土、東広島市人権センターで月曜日に行われていますので、是非参加してみてください。

また、今度、教室の体験会を行います。7月14日(金)10:00~12:00までくらら1階市民ギャラリーです。お待ちしています。