■「アートで遊ぼう~音楽&プロジェクションマッピング~」を開催しました!

3月10日(金)に東広島アーツコンシェルジュ企画イベント第1弾「あーとで遊ぼう~音楽&プロジェクションマッピング~」を開催しました。

お子さんに即興演奏とプロジェクションマッピングを楽しんでいただきました。

イベントではまず、広島大学大学院 人間社会科学研究科 准教授 寺内大輔先生の指導の下、即興演奏を行いました。

演奏に使われた楽器もさまざま。

テルミン、トロンボーン、木琴、鉄琴、オタマトーン、電子キーボード、銅鑼、ベルハーモニー、カホン、ボンゴ、ヴィヴララップ、フロアタム、ブームワッカー、エレキギター、鍵盤ハーモニカ、バイオリン、チェロなど、

約20種類の楽器の中から好きなものを選んで演奏します。

もちろん、途中で楽器を変えてもOK。

19名のお子さんの他に、保護者の方や、大学生のスタッフも加わって、演奏を楽しみます。

普通の演奏は楽譜をもとに行われますが、今回の即興演奏では楽譜は使っていません。好きな楽器で好きな音を先生の言葉にしたがって出していきます。

「雨が、ポタ…ポタ…と降ってきました。」

「だんだん、ポタポタポタポタと増えてきました」

「さらに、激しい雨になっています!」

こんな言葉を、ひとりひとりが、持っている楽器をつかって表現するのです。

要領を得てくると、先生が手を上げたり足を上げたりするのを見て、音を出したり、先生の代わりに、子供たちが音の指示を出したりして、演奏が盛り上がってきます。

最後は30名以上が参加した迫力のある演奏で締めくくりました。

参加者のみなさんも演奏後はある種の達成感を感じていらっしゃるようでした。

初対面の参加者が心を一つにして音楽をつくれることに驚きを感じ、改めて、音楽には人と人との絆を生み出す力があると実感しました。

演奏後は片付けをして、いよいよプロジェクションマッピング。

「東広島の自然」をテーマにした作品で倉敷芸術科学大学 芸術学部 メディア映像学科 教授 中川浩一先生の制作です。オオサンショウウオやホタル、アユやツツジも登場し、くららの大階段や吹き抜けの天井を彩っていました。

プロジェクションマッピングは見て楽しむだけでなく、映像の中で遊べるのも楽しさの一つ。イベント終了まで楽しく遊んでいただきました。

今回参加できなかった方、次回は、ぜひご参加ください!