■ピアノ、コントラバス奏者 平井剛治さん!

平井さんといえば、西条に旧中央生涯学習センターがあったころ、うたごえ喫茶を担当していらっしゃって、広報東広島でよくお名前をお見かけしておりました。「剛治」はどう読むのかな?と思っていたのを思い出します。読み方は「こうじ」なんだそうです。

音楽活動を始めて17年、現在も市内外でご活躍中です。ピアノ、コントラバスの指導、コンサートでの演奏、それに加えて、コーラス教室、三原では歌声喫茶もやっていらっしゃるということです。

12月8日㈭、コーラス教室にお邪魔しました。この日の平井さんはピアノの担当。発声練習のあと、「メドレーIIをやりましょう」という声でコーラスの練習が始まりました。メドレーというと、各曲が短く組み合わせられているイメージですが、「メドレーII」は、1曲の長さが長くとられていて、歌い終わると時代を網羅したような濃厚な充実感があるメドレーとなっています。しかも、平井先生のピアノがすごい!すべての曲にイントロまでしっかり演奏されて、歌唱指導の先生も「すごいなあ」と声をあげられるほど。

この演奏つきで歌を歌うのは気持ちがいいことでしょう。参加者の方も、「平井先生のピアノを聞いているだけで幸せになれるんですよ」と声をかけてくださいました。

ピアノと並んで、平井さんが専門としていらっしゃるのがコントラバス。コントラバスがどんな楽器かイメージできますか?バイオリンのような形の楽器ですが、ビオラ、チェロとだんだん大きくなってコントラバスはその中で一番大きな楽器です。長さは170~200㎝もあり重さも10~15㎏と運ぶだけでも大変そうですね。低音が魅力のコントラバスはソロの演奏より他の楽器とコラボした方が多いようで、平井さんも他の楽器を演奏するお友達と一緒に演奏会をされるようです。素敵な楽器なのですが、くららのジュニアオーケストラでも希望者がなく、講師を担当している平井さんも開店休業状態なんだとか。その魅力がもっと知られるようになると良いですね。

来年の4月29日には岩国市民文化会館でコンサートが行われる予定です。トランペット、チューバ、ピアノのコンサートで、平井さんはピアノを演奏されるそうです。